合同会社 あしなが開発

私たちは私たち自らが毎日利用したくなるサービスを提供し続けます
障がいのある人たちとの
共生による社会貢献を目指して

当社のあゆみ

 当社は、日本一の干し大根の生産地として有名な宮崎市田野町にバイキングレストランを平成26年12月に立ち上げた年の5月に起業しました。
 バイキングレストランは障がい者に働く場所を提供すべく立ち上げた施設ですが、税込1000円で40品以上が食べ放題とあって多くの注目が集まり、最盛期には毎日40組以上の予約があり予約しないとご利用になれない日が多い状況になっていました。
 以後、バイキングレストランとアパートなどの不動産賃貸事業を軸とした事業展開を行ってきました。
 しかし、バイキングレストランはなかなか調理人が根付かず、次第に売上は低迷し、2019年末には危機的状況を迎え、所有していた不動産の大半を売却し負債を返済、遂にレストランは休業し、細々とレトルト食品の製造販売と弁当の営業をしておりました。
 それでも、続けてこれたのも少しばかり残しておいた不動産賃貸事業と安い給料ながらも不平不満を言わずについてきてくれた障がい者のみなさんとそのサポーターである職員や相談支援員のみなさんのおかげでした。
 そんな中、2020年春のコロナ禍において
 「どうせレストランはやっていないのだから、この広さと人財を利用してマスクを製造し社会貢献しよう!」
という一心でレトルト食品の製造マシンで無菌のマスク製造に着手したところ、マスコミ各社の皆さんの応援もあり再び脚光を浴びることとなり、大忙しの日々を送ったのです。
 その成果もあって、2020年9月には、ここ宮崎市中村西1丁目という宮崎市中心部への進出に成功し、実に様々な方との出会いがありました。
 こうした出会いが起爆剤となって、
 2021年2月末には宮崎市清武町加納の24世帯の一棟マンションを購入
し、以後はここの空き室のリフォームを自分たちで手がけることを思い付き、さらに翌年の2020年にはその発展形態として、木塀の受注にも取り組んでまいりましたが、これまで実に多くの人たちとの縁というものがあっての成果だと感謝しております。
 今後も社員が一丸となって、「継続は力なり」という社訓と「私たちは私たち自ら毎日利用したくなるサービスを提供し続けます。」という社是を日々胸に刻みつつ、社会貢献を果たしつづけることを誓います。

令和5年3月10日
合同会社あしなが開発
代表社員 一枝 優次